AIライティングのやり方は?プロが教える成功させる5つのポイント

更新日:2025/02/11

監修者:吉田 篤三

MOCO Works株式会社代表取締役。SEO業界10年以上の経験を持ち、AIライティングツールの開発にも携わる。ChatGPT登場以前よりAIを活用し、業務効率化を推進中。本ブログもAIを用いて執筆し、校正・校閲・リライトを経て公開。 記事作成・リライト代行サービスについては『』※弊社公式HP

【この記事の要約】

  • やり方は対話型AI・AIライティングツールを選ぶ→プロンプトで指示→文章を生成→人間が編集・チェック
  • AIライティングには情報の粒度や精度にどうしても限界がある
  • AIを「完璧な執筆者」としてではなく、「優秀なアシスタント」として活用する姿勢が大切

はじめに

AIライティングのやり方は、使うものを選び、指示して内容を作り、チェックするだけです。ただし、事実と異なる情報を出力する、最新情報にアクセスできないなどの明確な限界もあります。

だからこそ重要となるのが、アシスタントとして使って『人間が編集・チェック』を行うことです

主にこの記事は、コンテンツSEOをメインに内容をお伝えしますが、一般的にAIで文章を書いてみたいという方にも当てはまります。

残念ながら、AIは万能ではありません。だからこそ、この記事ではAIライティングのやり方を簡単に説明したあと、以下にわけて大切なこともお伝えします。

まず、AIライティングの利用はそもそも問題ないのかをおさらいしておきましょう。

そもそもAIでライティングしても良いのか

AIでのライティング自体は、2025年2月の時点で問題ありません。文章を書くスピードを高めたり、下書きで案を得たりするなどは、筆者の周りの企業レベルでもよく行われています。

ただし、前提として、明確にダメだといわれているなら使わないでください

利用に問題ないケースであれば、使ったことを明記するだけで良いです。商業目的、例えばコンテンツSEOやブログの場合も、消費者に対して適切な開示が透明性の観点から望ましいでしょう。

なお、コンテンツSEOでの利用について詳しくは、以下のページをご覧ください。

AIライティングのやり方は?プロが教える成功させる5つのポイント

AIライティングのやり方

AIライティングの基本的なやり方は、対話型AI・AIライティングツールのどちらを使う場合でも共通しています。

AIライティングの4つのステップを示す縦型フローチャート。Step 1からStep 4まで、青い矢印でつながれた薄い青色の角丸四角形で表示。各ステップには「AIツールを選ぶ」「プロンプトで指示」「文章を生成」「編集・チェック」の説明が付記されている。

残念ながら、指示・編集 / チェックという2つの手間がかかり、AIに「丸投げ」はできません。AIは私たちの「アシスタント」として捉え、人間による監修によって質の高い文章を作成していくのが正しい使い方です。

なぜなのか。AIの文章をそのまま使う行為は、あまりにも危険だからです

AIが生成した文章の危険性

AI生成文章の4つの危険性を示す図。中央の薄いピンク色の円に「AI生成文章の危険性」と表示され、その周りを4つの赤い円が囲む。各円には「平気で嘘をつく」「最新情報にアクセス不可」「機械的で冷たい言葉」「前後の文脈を理解できない」と記載。

平気で嘘をつく

1つ目の危険性が、AIがまったく存在しない情報や誤った事実を自信満々に述べることです。「ハルシネーション※」と呼ばれる現象では、どのようなやり方であっても数値やデータ、固有名詞などの嘘をゼロにできません。

  • 実在しない研究結果
  • 架空の統計データ
  • ありもしない商品の情報
  • 勝手に生み出された口コミ など

AIライティングの領域であっても、枚挙にいとまがありません。また、誤情報を本物のように説得力を持って伝えてくることも厄介です。

※ハルシネーション:AIが学習データにない情報を、あたかも事実であるかのように生み出す現象のこと。幻覚や妄想という意味の「hallucination」に由来。

最新情報にアクセスできない

2つ目の危険性が、AIが最新情報にアクセスできないことです。学習を終えた時点(カットオフ日※)以降の情報を持っておらず、正確な情報を生成できません。

Microsoft CopilotやGoogle Geminiなどの一部の対話型AIを使ったやり方であれば、インターネットに接続して最新の情報を参照できます。ただ、AIライティングツールの多くは検索機能や資料の添付で補っているのが現状です。

あなたがいま読んだ、Google GeminiがBard(旧名)と書かれており、編集で修正した私の気持ちが伝われば良いのですが…。総理大臣は執筆時点では石破さんですが、いまでもAIのなかでは岸田さんです。

※カットオフ日:AIモデルの学習データが収集された最終日のこと。この日付以降の情報は、AIモデルに含まれない。

機械的で冷たい言葉になる

3つ目の危険性が、機械的で冷たい言葉になることです。2025年に入って改善されてきましたが、いまだにAIをライティングに使ってもひどい機械文で驚かされます。

主な理由は、常に中立的で一般的な表現を選び、問題が起きそうな言葉を避けようとするためです。トーンを変えると異常なほどフランクになったり、英語を交えて話したりするなども日本語特有の難しさを痛感する例です。

日本人の会話には、相手を思いやり、適切な言葉を選ぶという文化があります。読み手の心に響く温かみのある表現や、状況に応じた適切な言い回しを選ぶには、やはり人間による編集なくしては実現しません。

前後の文脈を理解できない

4つ目の危険性が、前後の文脈を理解できないことです。長文を生成する際、内容が矛盾したり、つながりが不自然になったりするなどは平気で頻繁します。

主流となっているAIライティングツールは、会話形式ではなく、一回限りの入力にもとづいて文章を生成します。すでに書かれた内容を適切に理解し、踏まえて次の文章を書くということはほぼ不可能です。

やり方を工夫した対話型AIであっても、膨大な長文になるほど理解力が落ちます。上から順に読み進めて、なぜか突然、変な切り口になる違和感を覚えた方は素晴らしい観察眼をお持ちです。

だからこそ、筆者がここからお話しするのは、危険性をなくすにはどうすべきかです。

AIライティングを成功させる5つのポイント

AIライティングの成功ポイントを示す5つの薄緑色の角丸四角形を縦に配置。1から5まで順番に「詳細な指示」「複数回生成」「ファクトチェック」「オリジナリティ追加」「事前の構成設計」が記載され、各項目に補足説明が付記されている。

詳細な指示を出す

1つ目のポイントは、詳細な指示を出すことです。あなたの頭のなかにあるやり方は、AIが理解していないことです。

  • なぜ文章を書くのか
  • 何を伝えたくて、どう書くのか
  • 言葉遣いは何が良いのか
  • 文字数はどの程度が好ましいのか

迷ったら、PREPフレームワーク(Point→Reason→Example→Point)やSDS(状況→展開→解決策)などの文章構成を指定してください。何が書かれているか分かりやすくなり、あなたも間違いを指摘しやすいはずです。

想像してください。新人に対して、「コレを書いておいて」と伝えるやり方で、何ができるでしょうか。あなたが思い描いている結果は、言葉で引き出すほかありません。

複数回にわけて生成する

2つ目のポイントは、複数回にわけて生成することです。トークンと呼ばれる難しい話になるため、簡単にお伝えしますが、1回の生成で得られる出力には約2,000〜8,000文字までと明確な限界があります。

経験上、1,000文字を超える長文になると、文脈の一貫性が失われたり、論理的なつながりが薄くなったりする傾向にあります。だからこそ、私は構成や指示の時点で1,000文字程度に抑える、記事なら見出し(H2)ごとにわけてライティングするやり方をおすすめしています。

本当に1文ずつ確認できていますか?

明確にNOといえないなら、出力をわけて品質を高めるための編集・チェックに力を注いでください。

必ずファクトチェックを行う

3つ目のポイントは、必ずファクトチェック※を行うことです。残念ながら、AIは資料やデータがない状態では、数値情報や具体的な事例を正確に生成できません。

私が以前使っていたAIライティングのやり方では、「数値データ」の確認を怠ってしまい、指摘を受けた苦い経験があります。それ以来、AIに数値情報や事例は必ず複数の信頼できる情報源を渡して、生成後に確認するようにしています。

優しい嘘もありますが、ハルシネーションは明確な悪です。AIはアイデアの種を提供してくれる存在として捉え、事実確認は人間の仕事として割り切ってください。

※ファクトチェック:情報の正確性や真偽を確認・検証する作業。事実の確認。

オリジナリティを加える

4つ目のポイントは、オリジナリティを加えることです。AIが生成する文章は、特別な指示がない限り、一般論や中立的な意見に終始します。

少し、考えてみてください。AIがだれでも使える状態にあって、とがった意見を持っていたらどうなるでしょうか。「私はこう思うので書きません」「それは間違いです」など、AIライティングそのものが実現しません。

こうしたAIのバイアス※では、かの有名なAmazonであっても2018年に女性差別の問題が発生しています。

Amazonの女性差別についてはこちら:焦点:アマゾンがAI採用打ち切り、「女性差別」の欠陥露呈で | ロイター

ただ、オリジナリティを加えるやり方で迷う方も多いはずです。

「この方法で失敗した経験」や「意外と知られていないコツ」など、あなたしか持っていない自身の経験や独自の視点を取り入れてください。手軽で、いますぐできるアクションです。

※AIのバイアス:AIシステムの判断や出力に含まれる偏り。学習データや設計過程で意図せず組み込まれた先入観や差別的な傾向のこと。

構成を事前に考える

5つ目のポイントは、構成を事前に考えることです。あらためてお伝えしますが、新人に対して、「コレを書いておいて」と伝えるやり方で何ができるでしょうか。

簡単に、「導入→問題提起→解決策→まとめ」といった基本的な流れを決めておくだけでも構いません。もっとアレンジしたいなら、記事の目的、ターゲット読者、伝えたいメッセージを整理し、詳細な構成を組み立ててからが良いです。

あなたがいま読んでいるこの記事も、構成を作ってからAIが下書きをライティングしています。相手に伝えるのではなく、伝わるように書いてもらうためにも、前準備を考えてみてはいかがでしょうか。

構成で失敗しないAI × SEO

オリジナリティのある、説得力の高い記事作りへの第一歩を、ぜひ私たちと共に踏み出してみませんか?

お伝えした成功させるポイントのなかでも、とりわけAIライティングの成否をわけるのは「構成を事前に考える」ことです。しかし、何をどう構成すれば良いのか、やり方がわからないないまま進めてしまうケースがあとを絶ちません。

筆者は数多くのAIライティングを通じて、構成こそが品質を決める”要”だと実感してきました。目的、ターゲット、伝えたいメッセージ…。最適な形で組み立てることで、あなたの伝えたいことを文章にできます

難しい技術、知識は必要ありません。あなたの強み、実績、独自の知見をヒアリングしながら、競合と差別化できる構成を一緒に作り上げていきます。

このまま、当て勘の構成で進みますか?それとも、プロの構成設計を活用しますか?

もし気になることがあれば、何も決まっていない状態からでも構いません。お気軽に無料のお問い合わせから送ってください。

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