AIをコンテンツSEOに使ってもいい?価値のある使い方
更新日:2025/02/10
監修者:吉田 篤三
MOCO Works株式会社代表取締役。SEO業界10年以上の経験を持ち、AIライティングツールの開発にも携わる。ChatGPT登場以前よりAIを活用し、業務効率化を推進中。本ブログもAIを用いて執筆し、校正・校閲・リライトを経て公開。 記事作成・リライト代行サービスについては『こちら』※弊社公式HP
【この記事の要約】
- AIコンテンツはGoogleの検索アルゴリズムで禁止されていない
- コンテンツの品質とユーザーにとっての有用性が評価の基準
- AIに丸投げせず、価値を生み出すのが人間の役割
はじめに
Googleは、AIで生成されたコンテンツSEOを完全に禁止しているわけではありません。むしろ、適切に活用すれば、コンテンツ制作の効率を高めながら検索順位の維持・向上も可能です。
大切なのは、AIを「どう使うか」です。
よくある一般的な生成方法を選べば、自社だけのオリジナリティがなくなり、ひどいときには読む価値もありません。だからこそ、本記事ではコンテンツSEOにおける価値のあるAIの使い方を、以下に分けてお伝えします。
目次
まず、前提となるAIを利用しても良いのかから、おさらいします。
Googleの公式見解
GoogleはAIコンテンツに対して、以下のように明確な立場を示しています。
コンテンツがどのように制作されたかではなく、その品質に重点を置くGoogleの姿勢は、信頼できる高品質な検索結果をユーザーに提供するうえで、長年にわたって有用な指針となってきました。
AI生成のものを含め、自動化を利用したコンテンツすべてがスパムであるとは限らないことを認識することは重要です。
出典:AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス | Google 検索セントラル ブログ | Google for Developers
つまり、AIで作成したコンテンツは禁止されていません。むしろ、コンテンツの品質とユーザーにとっての有用性が評価の基準となります。
注意点は2つだけ
AIをコンテンツSEOに使う場合、以下の2点には要注意です。
- 検索順位の操作を目的としたAIコンテンツの大量生成はスパムになりやすい
- AIだけではE-E-A-T(専門性、経験、権威性、信頼性)の基準を満たしにくい
Googleは、AIを「優れたWebコンテンツの作成に役立つツール」と位置付けています。適切に活用すれば、むしろコンテンツの品質向上に貢献するということです。
ただ、ここで疑問に残るのが、具体的に何に役立つのか、ではないでしょうか。
AIはコンテンツSEOで何に役立つのか

考える時間を短縮するため
1つ目が、コンテンツの構想段階から執筆までの時間短縮です。ChatGPTのような対話型AIは、キーワードを決めて書く内容を決めるとき、情報を整理して論理的に並び替えるように役立ちます。
難しく考えなくても、自社の膨大な情報や資料、あなたが持つ知見の整理を任せるイメージを持ってください。メモに書き出す、整理するなどの時間を削減できるはずです。
書く時間をなくすため
2つ目が、コンテンツSEOのなかでも手間がかかる書く時間の短縮です。従来の手書きや人手による執筆では、1本のコンテンツ作成に数時間から数日かかることも珍しくありませんでした。
AIを使えば、基本的な文章は数分で生成でき、外部ライターへの依頼から納品までのリードタイムもなくなります。何を書くべきなのかを決める、本文をわかりやすくするなどに時間を使えます。
人材コストを抑えるため
3つ目が、コンテンツ制作にかかる人材コストの削減です。
- 外部ライターへの執筆依頼にかかる工数・費用
- 社内ライターの育成工数・人件費
AIで代替できれば、ゼロにできなくても一定の削減が見込めます。AIと少人数のチームで運用できれば、管理そのものにかかるコストも少ないです。
属人化を防止するため
4つ目が、コンテンツSEOによくある俗人化の防止です。従来のコンテンツ制作では、ライターの経験や能力によって品質にばらつきが生じがちでした。
AIを基軸として明確な書式やガイドラインを設定できれば、だれが担当しても一定水準以上のコンテンツを作成できます。外部委託への依存度も下がるため、ノウハウの社内蓄積が進み、長期的なSEO戦略の実行もしやすくなります。
では、実際にAIをコンテンツSEOに使おうとするとどうなるのか。
筆者がこれまで見てきた経験では、ほとんどの方が失敗します。ニッチな業界で情報が不足していた、という状況でのみ有効でした(お客様のビジネスに影響するため業界名は伏せます)。
AI × コンテンツSEOは丸投げで失敗する
もしかしたら、「AIに任せれば楽に上位表示できる」という安易な考えを持ってはいないでしょうか。
筆者が見たこれまでの経験からいえば、残念ながら何も考えずにAIに丸投げした時点で失敗します。「AIについて教えて」「SEOについて書いて」といった漠然とした指示では、だれでも得られる一般的な情報しか生成されません。
- 中立な意見だけを書いた無難な文章
- 競合サイトの情報を基軸とした代わり映えのない話
- データや資料の内容を並べただけのウィキペディア
上記のコンテンツには情報はあっても『独自の価値』がなく、一部はユーザーがAIに聞くだけで手に入れられます。
もちろん、AIに丸投げするアプローチでも一時的な検索順位の上昇、若干の売上増加は期待できるかもしれません。できていないなら、AIライティングツールがよく実績に謳う『上位表示の実績多数!』のような話は出ないでしょう。
ただ、AIを使えばだれでも簡単に模倣できることです。つまり、同じ手法で作られた新たなコンテンツが生まれ、順位を奪いあうイタチごっこを続けることになります。
1つの問いが第一歩となる
- 「だれでも書けるような一般論」
- 「自社だからこそ語れる固有の価値」
どちらがユーザーにとって本当に役立つ情報なのか?
この問いに向き合うことが、AIを活用したコンテンツ制作の成功への第一歩です。すでに2025年2月の時点で、検索結果は個人であっても独自の価値のあるコンテンツが上位に位置しているキーワードもある現状です。
AIに丸投げするだけでは、以下のような状態へ簡単に陥ります。
- 検索順位の操作を目的としたAIコンテンツの大量生成になる
- E-E-A-T(専門性、経験、権威性、信頼性)の基準を満たせない
Googleが明確にダメだといっていることを踏襲して、コンテンツSEOで効果が出ないのは当たり前です。
価値のある使い方は構成案を作り込むこと
筆者は、AIによるコンテンツSEOの成功は、構成案の段階で決まると考えています。なぜなら、独自の価値を生み出す「設計図としての構成案」が文章の質、ひいてはコンテンツ全体の価値に直結するからです。
AIだけでは、以下を意識した内容をそう簡単に生み出せません。
- 「さすが。ここまで詳しく書かれているのは参考になる」と唸らされる情報
- 「ほかでは見つからない気づきで興味深い」と目から鱗が落ちる視点
- 「データや経験に基づいた説得力がある」と納得させられる考察
あくまでも文章化を支援するツールだと考えて、構成案を使って独自の価値のあるコンテンツを『書かせて』ください。
実際に、あなたでも無料版のChatGPTにネットにある厚生労働省が公開する資料を読み込ませて文章を書かせてみましょう。それだけでも、内容の深さと伝える視点が変化するのを身をもってわかってもらえるはずです。
構成案を作り込むAI × コンテンツSEO
プロと一緒にコンテンツSEOに取り組んでみませんか?
AIのためであっても、「コンテンツSEOの構成案を作り込め!」といわれても悩んでしまうはずです。
だからこそ、筆者は以下の流れでコンテンツSEOに独自の価値を盛り込める仕組みを作っています。

筆者が大切にしているのは、対話を通じて貴社だからこそ書ける価値あるコンテンツを生み出すことです。
難しいコンテンツSEOの知識は必要ありません。現場の生の声、実績データ、事例など、貴社だからこそ語れる価値ある情報を丁寧にコンサルでヒアリングして構成案へ盛り込みます。
もし気になることがあれば、何も決まっていない状態からでも気軽に無料のお問い合わせから送ってください。
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